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きよまろ連携研修会 認知症の薬について
投稿日時: 2015-10-31 17:35:25
みなさんこんにちは。
近頃急激に寒くなってきました。
風邪で受診に来られる方も多くなってきているので、
皆さんお気を付けください。
昨日の18時から当院の会議室で、
第4回目となるきよまろ連携研修会を開催しました。
以前にもお知らせしましたが、
この研修会は、
和気町内外の医療、介護施設、行政などの職員が集まって、
情報交換や交流をはかる場を作ろうと言うことで、
今年度から発足したものです。
当院のスタッフを始め、関連施設や他の医院、役場などから
60人以上の参加者が集まりました。
今回は当院の目の前にあるサンヨー薬局の薬剤師武蔵先生から
認知症の薬について講演がありました。
アルツハイマー型認知症の新たな治療薬として
もともとは脳梗塞の再発防止の薬であるシロスタゾールという薬が
注目されているそうです。
認知症予備軍や発症初期の人の病気の進行を止める効果があるのではないかと期待されていて、
現在治験が進められています。
新薬ではなく既にある薬を使うというのもポイントです。
また、ユマニチュード(Humanitude)といって、
介護をする人の心得として、
徹底して人間らしく接することを第一に、
①見つめる ②触れる ③話しかける ④寝たきりにしない
を心がけ接することで、
介護者そのものが薬となって
本人の状態を良くしていくことができるというお話しでした。
参加者の皆さんで集合写真を撮ってみました。
今後もより良い連携ができるよう、
こういった研修を通して組織の枠を越えた交流をはかっていきたいと思います。