医療法人 紀典会 北川病院 - きよまろ連携 認知症者とのコミュニケーション

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きよまろ連携 認知症者とのコミュニケーション
 投稿日時: 2016-02-27 15:46:36
 
 みなさんこんにちは。
 
 二日連続の更新です。
 
 
 昨日は毎月恒例のきよまろ連携研修会がありました。
 
 今回は岡山EAPカウンセリングルームの谷原先生をお招きして、
 
 「認知症者とのコミュニケーション」についてお話しして頂きました。
 
 
 一言に認知症と言っても、
 
 アルツハイマー型認知症、
 
 脳血管性認知症、
 
 レビー小体型認知症、
 
 前頭側頭型認知症の4種類があります。
 
 記憶が抜け落ちたり、
 
 部屋の整理ができなくなったり、
 
 幻覚が見えたりと症状は様々で、
 
 それぞれの認知症で脳の特定の部位の血流が悪くなっていることが分かっています。
 
 
 徘徊をしたり、お金を盗られたと訴えてきたりする症状は、
 
 本人なりの理由があり、
 
 一概に問題行動と決めつけるのではなく、
 
 その人らしさであるととらえ方を変えていくことも大切なんだそうです。
 
 また、認知症の方に何もさせないようにすると、
 
 脳に刺激が与えられなくなってしまうため、
 
 単純な作業でもお願いすると症状が改善する場合もあるそうです。
 
 さらに、笑顔で接するだけでも、
 
 脳に快刺激が与えられ、
 
 やる気を促進させることができるとのことでした。
 
 
 医療介護に関わる我々にとって、
 
 認知症の方とのコミュニケーションは必須です。
 
 日頃の接し方を見直し、
 
 今後のコミュニケーションに役立てていこうと思います。