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きよまろ連携研修会 口腔機能低下症
投稿日時: 2017-06-30 16:40:41
みなさんこんにちは。
昨日は毎月恒例のきよまろ連携研修会でした。
今回は歯科の上原先生が講師を担当し、
「知っていますか?口腔機能低下症」
と題して講演とグループワークを行いました。
口腔機能低下症とは、
名前の通り食べたり飲んだりしゃべったりする口の機能が衰えている状態のことで、
その状態が続くとご飯を美味しく食べられなくなったり、
人と話すのがいやになったり、
転びやすくなることもあるそうです。
口腔機能低下症には7つの診断項目があり、
・口の中の汚れ
・ 〃 の乾燥
・噛む力の低下
・舌や口の動きの低下
・舌で押さえる力の低下
・食べ物を噛む能力の低下
・飲み込む能力の低下
これらを測ることで判断します。
この中で舌や口の運動力を測るのは家庭でもできます。
これはふたり一組で行ってください。
「パ」、「タ」、「カ」という音節をそれぞれ単独で5秒間ずつ
パパパパパパパパパ・・・(5秒間)
タタタタタタタタタ・・・(5秒間
カカカカカカカカカ・・・(5秒間)
と発音します
もう1人の人は発音の回数を数えます。
紙とペンを用意し、それぞれの音節を発音するたびにペン先で紙をトントンと叩いて、
紙に付いた点の数を数えます。
この測定でいずれかの音節で1秒間に6回未満しか発音できていなかったら、
舌や口の運動能力が低下していると考えられます。
是非やってみてください。