| 過去のお知らせ |
介護教室を開催しました。
投稿日時: 2014-06-20 19:12:38
2014年6月16日に介護教室を行い、40人もの方が集まってくださいました。
テーマは「ちゃんと〝ごっくん″していますか?」で、えん下障害と誤えん性肺炎についてお話しです。
今回の内容は、看護師から嚥下のしくみ、
言語聴覚士からえん下リハビリテーションの重要性と
食事の姿勢について説明がありました。
「えん下」とはものを飲み込む動作のことで、
「誤えん」とは飲み込んだものが気管の方に入ってしまうことを言います。
誤えんした場合体は反射的にむせることで気管に入った異物をはき出そうとしますが、
高齢などでえん下の能力が落ちているとむせないことがあり、
肺炎を引き起こす場合があります。
嚥下のしくみ
ひとことに「のみこむ」といっても、その動作は5つの段階に分かれています。
① 先行期 ・・・ 食べものを目で見て確かめる
② 準備期 ・・・ かみくだき、飲み込みやすい状態にする
③ 口腔期 ・・・ 口から喉へ送り込む
④ 咽頭期 ・・・ 喉から食道へ送り込む
⑤ 食道期 ・・・ 食道から胃へ送り込む
普段何気なく行っている動作でも複雑なしくみになっているのです。
えん下リハビリテーションというのは、
これら各段階に障害があるときに行うものです。
また正しい食事姿勢をとることも重要です。
3階病棟では定期的に介護教室を開催しています。
是非一度参加してみてください。