| 過去のお知らせ |
内視鏡検査について
投稿日時: 2015-05-11 17:57:54
みなさんこんにちは(^^)
最近日も長くなり、暑く感じる日が多くなってきましたが、
夜は気温が下がり冷える日もあって体調が崩れやすい気候ですので、
みなさん体調には気をつけて下さいね。
今回は内視鏡検査についてお話しようと思います。
日本人の三大死因は生活習慣病である癌、心臓病、そして脳卒中です。
その中でも、癌による死亡率は増加の一途を辿っています。
働き盛りの日本人の3人に1人以上が毎年癌で亡くなっている現状です。
日本人は消化器癌、特に大腸癌、胃癌が多く、
男性は大腸癌、胃癌が世界一、
女性は胃癌が世界一で大腸癌が世界三位となってしまいました。
医療の進歩と共に、
胃癌、大腸癌は内視鏡検査にて早期発見が出来るだけでなく、
内視鏡を使って腫瘍を切り取ることが可能となってきました。(状況により出来ない場合もありますが)
当院では内視鏡検査として上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)と
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を行っています。
胃カメラでは口から入れるカメラの方が映像が鮮明です。
鼻から入れるカメラは、口からのカメラに比べて多少画質は落ちますが、
カメラの直径が5mm程度と細く、「オエッ」となりにくいのが特徴です。
どちらのカメラを使用するかは
ご本人の希望と担当医師の指示等で検討し検査させて頂いています。
また、希望される方には検査時に鎮静剤を注射し、
ウトウトした状態にすることで検査の苦痛を和らげることも可能です。
カメラの希望等、遠慮なくご相談下さい。